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2024年12月15日 掲載

Citizens’ Assemblyの実践マニュアル『市民議会の組み立て方ガイドブック』を翻訳しました

「気候民主主義の日本における可能性と課題に関する研究」プロジェクトのメンバーらが翻訳した『市民議会の組み立て方ガイドブック』が、DemocracyNext* のウェブサイトで公開されました。

本書は、2023年にDemocracyNextが出版した“Assembling an Assembly: A how-to guide”を著者の許諾と協力により日本語に翻訳したもので、Citizens’ Assembly(市民議会)の設計、運営、そして市民議会の結果に基づく活動の3つのステージに沿って説明が進められています。そして、議論するテーマ(争点)の選び方やその定義の仕方から、予算、スケジュール、参加する人々の設定までのプロセスも解説しています。

市民団体や行政機関を始めとする政策関係者、市民参加の実践家、その他市民議会の運営に関心をお持ちのすべての方々に向けた実践ガイドブックとして役立つ1冊となっています。こちらよりご覧ください。

*DemocracyNext: 民主主義のイノベーションのためのグローバルなプラットフォームを目指す国際的な NGO 。OECD の「熟議民主主義ツールボックス(Deliberative Democracy Toolbox) 」の開発に携わったメンバーを中心に発足した非営利・超党派の研究・活動機関。

【書誌情報】

書名:市民議会の組み立て方ガイドブック
著者: DemocracyNext
翻訳者:長野基・三上直之・徳田太郎・前田洋枝・坂井亮太・竹内彩乃
編集者:徳田太郎・大江結花(VOICE and VOTE)
発売日:2024年12月15日
言語:日本語
ウェブサイト:https://www.demnext.org/uploads/jp.pdf

DemocracyNextのウェブサイトからのアクセス方法
<本文Webサイト>
https://assemblyguide.demnext.org/.
⇒左側スライドバー(言語選択)で [Japanese] を選択してください

  • 訳者紹介と翻訳担当部分
    長野基(東京都立大学准教授):翻訳ワーキンググループ代表 、序章
    三上直之(名古屋大学教授):第 1 章(第 2,6 節)、第 2 章(第 4 節)、第 3 章
    徳田太郎(法政大学客員研究員/VOICE and VOTE):第 2 章(第 1,2,3 節)
    前田洋枝(南山大学教授):第 1 章(第 1,5 節)
    坂井亮太(中央学院大学准教授):全体校正
    竹内彩乃(東邦大学准教授):第 1 章(第 3,4 節)、第 4 章、第 5 章
    ※下線は「気候民主主義の日本における可能性と課題に関する研究」プロジェクトのメンバー

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