戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)「ケアが根づく社会システム」研究開発領域の研究開発プロジェクト公募に応募していた、「科学技術と社会をつなぐためのケア概念に基づく対話実践の再構築」(研究代表者:八木絵香・大阪大学COデザインセンター教授、2025年10月〜2030年3月(予定))が採択されました。
本研究では、「大規模エネルギー施設の誘致・稼働・廃止プロセスにおける地域社会のケア」をテーマに据え、従来は問題視さえされてこなかった「ケアの不在」と向き合い、語られにくい痛みに応答するための倫理と実践の探究を目指します。地域での対話、消費地での対話、立場や価値観の異なる人びとの対話といった、具体的な対話実践の中から、アメリカの政治理論家ジョアン・トロントが提唱する「ケアの民主主義」の萌芽を見出し、理論と現場を往還しながら、どのような対話の場が応答可能でありうるのかを探究していきます。
▽「ケアが根づく社会システム」研究開発領域
JST社会技術研究開発センター(RISTEX)ウェブサイト
https://www.jst.go.jp/ristex/funding/care/index.html