活動の様子

2021年3月18日 掲載

気候市民会議の「最終報告書」を公開しました

2020年11月から12月にかけてオンラインで開催した気候市民会議さっぽろ2020の「最終報告書」を公開しました。先に今年1月に発表し、札幌市にも提出した「報告書速報版」に大幅に加筆するとともに、新たな章も加えて取りまとめました。A4判138ページ。下記のリンクからダウンロードしてご覧ください。

『気候市民会議さっぽろ2020最終報告書』(北海道大学学術成果コレクションHUSCAPのページに移動します)

最終報告書の主な内容

 

1. 気候市民会議さっぽろ2020の概要

趣旨と設計の方針/日程/実施体制/参加者とその選出方法/テーマと論点/会議の進め方/会議の記録と公開など/会議結果の公表と活用

2. 議題の構成と情報提供

テーマと論点、問い/論点1「脱炭素社会の将来像」/論点2「エネルギー」および論点3「移動と都市づくり、ライフスタイル」/参考人レクチャーと情報資料

3. 会議の主な結果

投票結果/Q1:ビジョン/Q2:基本的な方針/Q3:実現の時期/Q4:住宅の省エネルギー/Q5:業務部門の省エネルギー/Q6:再生可能エネルギーの導入拡大/Q7:移動と都市づくり/Q8:札幌市民の選択/会議を振り返って~参加者の感想~)
Column:「意見の分かれ」をどう考えるか

4. オンライン会議の設計と運営

会議の基本的な構成の決定/参加者の募集・選定と、会議参加に向けた準備/「情報提供」の設計と運営/「議論」の設計と運営/「投票」の設計と運営/「裏方」の仕事を振り返って
Column:オンラインでのグループディスカッションの様子~ファシリテーターによる報告~ 77

5. 参加者・ファシリテーターによる評価

参加者アンケートにみる会議運営の評価など/ファシリテーターからのコメント

6. 対話の場のさらなる協創に向けた展望

気候変動に対する目標共有と共に行動していくための対話の重要性(札幌市 山西高弘・佐竹輝洋)/新たな気候コミュニケーションへの期待(北海道環境財団 久保田学)/民主的な場づくりに欠かせないパートナーシップのあり方(RCE北海道道央圏協議会 有坂美紀)

7. 試行を通じて得られた成果と今後の課題

総括的な評価/試行を通じて見出された課題

資料

出席者・関係者名簿/企画運営のあゆみ/候補者に送付した案内状/会議日程/Q1・Q2 の選択肢作成の元になった意見のリスト/メディアでの主な報道

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気候市民会議さっぽろ2020