活動の様子

2021年3月20日 掲載

【3/20シンポジウム:市民の対話でつくる脱炭素社会の将来像】プログラムと資料

※本シンポジウムは終了しました。多数のご参加をいただき、ありがとうございました。当日の録画は、第1部〜第3部に分けて本ウェブサイトで順次公開する予定です。ぜひご覧ください。

温室効果ガス排出実質ゼロの「脱炭素社会」をどのように実現すべきかについて、くじ引きなどで選ばれた一般の市民が議論し、結果を国や自治体の政策に生かす気候市民会議。2019年頃から欧州など諸外国で広がっているこの会議を、2020年11月から12月にかけて全国で初めて札幌で行いました。この気候市民会議さっぽろ2020では、16歳以上の札幌市民約172万人の中から無作為抽出で選ばれた20人が、「札幌は、脱炭素社会への転換をどのように実現すべきか」をテーマとして計4回、16時間にわたりオンラインで話し合いました。投票でまとまった会議結果は、1月に札幌市に正式に報告されました。

本シンポジウムでは、日本で初めての気候市民会議の試行について報告したうえで、会議結果や、試行の経験から得られた知見を今後どのように生かすべきかについて議論します。

第1部〜第3部はそれぞれ独立したセッションです。ご都合や関心に応じてご参加ください。

日時 2021年3月20日(土・祝)
第1部 13:00-14:10 報告:気候市民会議と札幌市の気候変動対策
第2部 14:20-15:30 ディスカッション1:「気候市民会議さっぽろ」結果の読み解き方・生かし方
第3部 15:40-17:00 ディスカッション2:日本における気候市民会議の可能性と課題

オンライン開催(Zoomウェビナーを使用予定)、参加無料
※参加申し込みは締め切りました。

資料ダウンロード
第1部の報告資料は次のリンクからダウンロードしてご覧ください。
資料1:気候市民会議さっぽろ2020の開催概要と会議結果(三上ほか)
資料2:論点2・3の結果(松浦)
資料3:参加者のディスカッションの状況(池辺)
資料4:オンライン会議の設計と運営(工藤)
資料5:札幌市気候変動対策行動計画(案)(札幌市)

『最終報告書』は下記のページでPDFを配布しています。
◆気候市民会議さっぽろ2020最終報告書
http://hdl.handle.net/2115/80604

主催
気候市民会議さっぽろ2020実行委員会
札幌市
公益財団法人北海道環境財団
RCE北海道道央圏協議会

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気候市民会議さっぽろ2020報告シンポジウム「市民の対話でつくる脱炭素社会の将来像」プログラム

*印は気候市民会議さっぽろ2020実行委員

13:00-14:10 第1部 報告:気候市民会議と札幌市の気候変動対策
司会:岩崎茜*(国立環境研究所 社会対話・協働推進オフィス コミュニケーター)
開会あいさつ:札幌市(予定)
「気候市民会議さっぽろ2020の開催概要と会議結果」
三上直之*(北海道大学准教授、気候市民会議実行委員会 代表)、松浦正浩*(明治大学教授)、池辺靖*(日本科学未来館 科学コミュニケーション専門主任)、工藤充*(大阪大学特任講師)
「ゼロカーボンシティに向けた札幌市の取り組み」
山西高弘(札幌市環境局環境都市推進部環境政策課 気候変動対策担当係長)

14:20-15:30 第2部 ディスカッション1:「気候市民会議さっぽろ」結果の読み解き方・生かし方
山西高弘
久保田学(公益財団法人北海道環境財団 事務局次長)
原 文宏(一般社団法人北海道開発技術センター 理事・地域政策研究所長、気候市民会議アドバイザー・参考人)
岡崎朱実(北海道地球温暖化防止活動推進員、気候市民会議参考人)
江守正多(国立環境研究所 地球環境研究センター副センター長、気候市民会議主たる参考人) ほか
進行:三上直之*
コメント:金子正美(RCE北海道道央圏協議会会長、酪農学園大学教授)

15:40-17:00 第3部 ディスカッション2:日本における気候市民会議の可能性と課題
佐竹輝洋(札幌市環境局環境都市推進部環境政策課 環境政策担当係長)
有坂美紀(RCE北海道道央圏協議会 事務局長)
久保田学
神田明美(朝日新聞科学医療部記者、気候市民会議を取材)
田村哲樹*(名古屋大学大学院教授) ほか
進行:八木絵香*(大阪大学教授、気候市民会議全体司会)
コメント:山中康裕(RCE北海道道央圏協議会副会長、北海道大学大学院教授、気候市民会議アドバイザー会議座長)

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問い合わせ先 気候市民会議さっぽろ2020実行委員会 事務局
〒060-0817 札幌市北区北17条西8丁目
北海道大学高等教育推進機構高等教育研究部内
TEL 011-706-6069 E-mail kiko2020@high.hokudai.ac.jp

気候市民会議さっぽろ2020は科研費基盤研究(B)「公正な脱炭素化に資する気候市民会議のデザイン」(JP20H04387)の一環として、同研究グループで構成する実行委員会と、札幌市、北海道環境財団、RCE北海道道央圏協議会の協働により開催しました(後援:北海道、環境省北海道地方環境事務所)。

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