活動の様子

2021年6月28日 掲載

NHK「ほっとニュース北海道」で紹介されました

気候市民会議さっぽろ2020について、6月28日のNHK「ほっとニュース北海道」で紹介していただきました(「脱炭素社会実現へのカギ『気候市民会議』とは」)。放送の中では、脱炭素の基本的な仕組みが解説された後、そのための市民主導のあり方や進め方を話し合う気候市民会議に近年注目が集まっていることが紹介され、国内における先駆け的な取組みとして「気候市民会議さっぽろ2020」が取り上げられました。番組では、会議参加者や札幌市の担当者のインタビューが放送されました。

会議の参加者
「(気候変動対策は)専門の方、行政の方が考えるものでそのとおりに自分が従うものというイメージを持っていたんですが、いち市民、私たちも個人的な意見を持っていいんだなって、それがまた届いていくというのがとてもこれから楽しみです」

札幌市環境政策課 佐竹輝洋さん
「一般の方に参加していただき声が聞けたのは非常に意味がある。対話の場というのは引き続き設けていけるといいと思う」

放送の中では北海道における温室効果ガスの排出量(13.7t)が全国(10.2t)に比べて1.3倍であることや、市民会議の結果のうち特徴的なもの(脱炭素達成の時期に関して、参加者は市や国の達成目標に関して危機意識を持っているなど)が取り上げられたほか、会議の参加者が無作為で抽出されたことなどにも言及されました。また、本プロジェクト代表の三上は、まずは参加者間による意見の違いを共有できたことが重要であったとの認識を示し、以下のようにコメントしました。

三上直之(北海道大学 高等教育推進機構 准教授・本プロジェクト代表)
「日本の場合は、まだそこまで国全体の気候政策を徹底した市民参加で議論するところまでいっていないと思う。国全体の施策をどう本格的な市民参加で議論していくか、どのように今回の結果を生かせるかはこれからの課題」

【気候市民会議さっぽろ2020の様子】
説明がありません
(撮影:気候市民会議さっぽろ2020実行委員会)

トピックス一覧

活動ニュース・記録一覧

気候市民会議さっぽろ2020