「気候民主主義の日本における可能性と課題に関する研究」プロジェクトの研究分担者の松橋啓介・国立環境研究所室長と松浦正浩・明治大学教授が、土木学会2024年度全国大会 研究討論会に登壇します。松橋室長は「気候市民会議つくばの経験から」と題し、松浦教授は「脱炭素トランジションにおける気候市民会議の位置づけ」と題して、2023年度に行われた気候市民会議つくばとみその気候市民会議の事例を交えて気候変動対策と市民参加の展望についてお話しします。ほかに3名の実践や研究に関わる研究者らからの話題提供もあります。
皆様のご参加をお待ちしております。
日 時 2024年9月3日(火)10:00〜12:00
場 所 Zoomウェビナー
https://zoom.us/j/97216648206?pwd=mkIImG3JPJzAAWkSJxq2gD2Z0jqLGa.1
ウェビナーID: 972 1664 8206
パスコード:742658
内 容 気候変動対策として、行動変容を伴う脱炭素化が必要とされる。トップダウン的にナッジ等の手法を用いて行動変容をうながすだけでなく、ボトムアップ的に市民参加を通じて脱炭素に適した望ましい行動変容とそれを支援する地域づくりを明らかにし、転換することも効果的と考えられる。本討論会では、気候変動対策と市民参加に関わる実践や研究に関わる研究者らに登壇いただき、今後の展望について議論する。
プログラム
○趣旨説明 松橋啓介(国立環境研究所)、馬場健司(東京都市大学)
○話題提供(各15分程度):
1.脱炭素型のまちづくりと市民・企業の行動変容 雨宮萌々子(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
2.気候市民会議つくばの経験から 松橋啓介(国立環境研究所)
3.行動変容に向けた市民参加の仕組みづくり 山口健太郎(神奈川県)
4.脱炭素トランジションにおける気候市民会議の位置づけ 松浦正浩(明治大学)
5.脱炭素社会・気候変動適応社会への移行に向けた人々の態度行動変容の可能性 馬場健司(東京都市大学・総合地球環境学研究所)
○討論・質疑応答 コーディネータ:荒巻俊也(東洋大学)
申 込 不要
参加費 無料
主 催 土木学会環境システム委員会