さっぽろヒグマ市民会議

2つの論点とグループ討論の進行

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論点1「出没したヒグマ」:出没したヒグマに対する対応

札幌市では以下の図のように、ヒグマへの対応を、個体が出没した場所と、逃げようとする、人を攻撃するといった出没した個体の行動の2点に基づいて決定する「ゾーニング」という考えを導入しています。

さっぽろヒグマ基本計画において、出没後の対応を決定する際に用いられている「ゾーニング」の考え方。出没場所と、出没個体の状態の2点をもとに対応を決定しています。

この考えをもとに、2021年8月時点の改定案において実際に公表されたゾーニングの表を提示し、それぞれの出没場所と個体の行動においてどのような対応をすべきかを考えていただきました。

論点1の進め方

論点2「市民とヒグマの未来」:市街地侵入抑制策の主体・規模・自身との関わり

札幌市では、ヒグマが市街地に出没するのを防ぐため、生ごみ等の管理、放棄果樹の伐採、草刈り、電気柵の設置の主に4つの対策が実施されています。この4つの市街地侵入抑制策において、誰が(主体)、どのくらい(規模)行うべきか、またその対策と自身の関わり(自身との関わり)の3点について、考えていただきました。

論点2の進め方

情報資料

2つの論点を考えるには、ヒグマの生態、札幌市の都市景観の変化、現在の法制度などさまざまな知識が必要です。そのため、これらの論点に関する情報や、札幌市の現状をまとめた資料を「情報共有資料」として参加者に共有しました。また資料の作成にあたっては、行政職員及び専門家の方々に内容を監修していただきました。

情報共有資料