「気候民主主義の日本における可能性と課題に関する研究」プロジェクトの分担研究者の江守正多・東京大学教授が取材協力した、環境問題のビジュアル解説書『環境問題150年史がわかる!「地球環境」「気候変動」未来予測クロニクル』(徳間書店)で、気候市民会議が紹介され、当ウェブページ「日本の気候市民会議」の実施状況のリストも掲載されました。
本書の「教えて専門家!子どもたちの質問状」と題したパート(47-51ページ)では、子どもたちから寄せられた9つの質問に対して、江守教授が図表を交えながら気候変動問題をていねいに回答しています。気候市民会議は、「気候変動問題を知れば知るほど、お先真っ暗な世の中のように思えてくるのですが、希望はあるのでしょうか?」という質問の中で、市民の行動が現実化しているよい事例の一つとして紹介されています。
気候変動にまつわる年表やデータが豊富に盛り込まれ、さまざまな分野の専門家へのインタビューや対談が掲載されている本書は、情報をアップデートしたい方にも好適な情報源となっています。
◆書籍情報
書籍名:『環境問題150年史がわかる!「地球環境」「気候変動」未来予測クロニクル』
出版社:株式会社徳間書店
発売日:2025年8月1日
定 価:2,200円(税込)
頁 数:128ページ(オールカラー)
著 者:株式会社徳間書店 責任編集
主 筆:環境ジャーナリスト・竹田有里
読者対象:小学校高学年から中学生、高校生、大学生、子どもを持つ親世代
URL:https://www.tokuma.jp/book/b666395.html