プロジェクト

保護中: 科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践

戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)「科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践」研究開発プログラムの研究開発プロジェクト公募に応募していた、「脱炭素化技術の日本での開発/普及推進戦略におけるELSIの確立」(研究代表者:江守正多・国立環境研究所地球環境研究センター 副センター長、2020年9月〜2023年8月(予定))が採択されました。

脱炭素化技術とその開発・普及戦略について、倫理的・法制度的・社会的課題の観点を含めて多面的に評価するための評価枠組みを構築・提案することを目指した研究です。そのために、幅広い関係者の参加を含むテクノロジーアセスメント(TA)を設計、実施します。三上と八木は、松浦正浩・明治大学専門職大学院ガバナンス研究科専任教授とともに、このTAを担当します。

具体的には、評価枠組の開発を、研究開発や戦略立案の現場、その他社会の幅広い分野にわたる関係者との対話を通じて共創的に行うため、テクノロジーアセスメント(技術の社会的影響評価=TA)を実施してきます。脱炭素化技術全体を射程に収めて包括的に社会的影響の評価を行うという意味で、当該プロジェクトの中でも、特に挑戦的な研究開発要素となります。

脱炭素化技術のイノベーションによって目指される「実質排出ゼロ」社会の実現を、持続可能な社会に向けた抜本的変化(サステナビリティ・トランジション)として捉え、この変化の推進を支援する TA の方法論を開発することもその目的です。

TA への参画者としては、社会の諸分野で新奇性の高い実践を通じて脱炭素社会への抜本的変化 を牽引するフロントランナーらを集め、彼ら/彼女らの間での柔軟な目標共有や、それに基づく評価、試行錯誤の余地など、一定の冗長性を含んだ学習を通じて、日本社会にふさわしい共創的なイノベーションのあり方を探索し、定式化していく予定です。